夜空は百合の花を狂気的に愛す
第1章 ブドウ
そして話がひと段落したところで私は鏡夜さんの横にいる2人の男の子にちらりと目をやる
さっきからニコニコしている男の子と下を向いている男の子。
2人とも黒髪で黒色の目をしていて鏡夜さんに似てとても美形な子達だ。
この子達が鏡夜さんの息子…
お母さんと鏡夜さんは2人でなにか話しているようだったから私は自分からその2人に話しかけることにした。
「初めまして。わたし、東雲ユリって言うの。高校2年生。よろしくね」
いきなり話しかけてきて驚いたのか2人は私をじっと見た
この2人よく見たら顔がそっくり…
「…初めまして!俺の名前は佐久弥夜だよ。あ、でも今日から東雲夜、かな?そんでこっちは俺の弟の空。こいつすげー人見知りで俺以外とはあんま喋らないんだ。失礼な事したらごめんね」
夜くんと空くん
2人の性格は見る限り正反対だけど顔がそっくりだからもしかして双子だったりするのかもしれない。
私の疑問を読み取ったかのように夜くんが明るい声で言う
「見ての通り俺らは双子だよ。一応俺のほうが兄貴ね。ちなみに俺たちも高校2年生!でも誕生日は俺たちのほうが遅いからユリさんの方が姉だね」
さっきからニコニコしている男の子と下を向いている男の子。
2人とも黒髪で黒色の目をしていて鏡夜さんに似てとても美形な子達だ。
この子達が鏡夜さんの息子…
お母さんと鏡夜さんは2人でなにか話しているようだったから私は自分からその2人に話しかけることにした。
「初めまして。わたし、東雲ユリって言うの。高校2年生。よろしくね」
いきなり話しかけてきて驚いたのか2人は私をじっと見た
この2人よく見たら顔がそっくり…
「…初めまして!俺の名前は佐久弥夜だよ。あ、でも今日から東雲夜、かな?そんでこっちは俺の弟の空。こいつすげー人見知りで俺以外とはあんま喋らないんだ。失礼な事したらごめんね」
夜くんと空くん
2人の性格は見る限り正反対だけど顔がそっくりだからもしかして双子だったりするのかもしれない。
私の疑問を読み取ったかのように夜くんが明るい声で言う
「見ての通り俺らは双子だよ。一応俺のほうが兄貴ね。ちなみに俺たちも高校2年生!でも誕生日は俺たちのほうが遅いからユリさんの方が姉だね」