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夜空は百合の花を狂気的に愛す

第1章 ブドウ

こんな真っ赤だと私までなんか照れちゃうじゃない…!

「じゃ、じゃあ…2人ともおやすみなさい!」

「うん、おやすみ!」

「…おやすみ…」


それぞれの返事を聞いてから私は2人の部屋のすぐ横のドアを開けて自室に戻った

そのままベッドに寝転がる

「はぁ~~~」

盛大な溜息

今日はなんだかいろいろあった。

お母さんが再婚して…双子の可愛い弟ができて…

なんだかこれからが楽しみね…


そんなことを考えながら私は重い瞼を閉じた

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