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夜空は百合の花を狂気的に愛す

第4章 ハボタン


音を鳴らして振動するローターに合わせるかのように足がブルブルと震えてくる。

また快楽の頂点がやってくる。

抑えられた両手でそれを耐えるかのようにぎゅっと握る。

「あっあああ!!!」

自分でも怖いくらいに達して身体が疲労する。

肩で荒く息を吸いながら、ぐったりとしていると夜くんに目配せさせられた空くんが私を後ろから抱き締める。

そしてそのまま両足を開脚するようにさせられて両足を空くんの手ががっしりと掴んで離さない。

私の秘部を見せつけるかのような格好に恥ずかしくて涙が滲む。

「やだ、離して…」

「ユリさん、ローター気に入ってくれたでしょ?たくさん買ったからもっと遊ぼうね」

そう言って夜くんは先程のローターより、一回り小さいローターをたくさん出してきた。

ああ、さっきイった時に気絶しておけばよかった…

そんな後悔も虚しく、その小さなローターを夜くんが私の秘部にいれた。

「ん…っ」

「ユリさんの中、何個入るかな?」

そう言って笑う夜くんはまるで幼い子供のようだ。

ひとつ、ふたつ、とローターが自分の中に入るのを霞んだ視界で眺める。

「あっ、ユリさん、心配しないで?普通のより小さいローター選んだから処女膜は破れないよ。そんなに奥にも入れないし」

「な…に…?」

「ふふ、だって処女膜破るのは俺のじゃないとユリさんも嫌でしょ?」

「夜、違う。俺だよ」

「もー空うるさーい。俺が最初だって言ってんのにさー」

私の処女膜は2人が破る…?

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