僕は君を連れてゆく
第11章 ☆気象戦隊☆ARASHIレンジャー☆part3 合宿編
あのあと、トイレに寄ってもらって休憩した。
外の空気を吸ったら気持ちが落ち着いて、体が楽になった。
休憩が終わってまた車に乗り込んで、しばらく
走って…
着いたのはログハウスがいくつも並ぶ、キャンプ場のような場所だった。
東山「ここだ。さぁ、どうぞ!」
なんで、こいつはこんなに爽やかなんだよ。
ずっと、一人で運転してたんだよな?
家の中はとても広くて普通に生活が出来るような造りになっている。
リビングがあって、偽物の暖炉。リビングは吹き抜けになっていて天井は大きな窓になっていた。
大理石のお風呂…ではなくて、普通のお風呂。
階段を上がって2階に登ると、扉が6つあった。
東山「2階が、君たちの部屋だ。」
事務所に集まったときは二人一組で部屋割りを
するようなことを言われたが、ジョニーさんが、
一人に一部屋割り振れるから問題ないと言って
一人部屋になった。
どの部屋も大きさは同じ。
窓の位置、家具の配置が少し違うだけであとは
ほとんど同じだった。
相葉「じゃぁ、俺!ここっ!!」
大野「俺はここ!」
松本「翔さん、荷物重そうだし階段前のここのが楽じゃない?」
二宮「てか、なに入ってんの?スーツケース2台だよ?」
俺と大野さんはボストンバック一つ。
潤くんと相葉さんはスーツケース一つ。
櫻井「あぁ?これか?これはな…」
翔さんはスーツケースを二つ持っていた。
何入ってるの?
これを聞いた俺。ぶん殴ってやりたいっ!
荷物を広げてどうして必要なのか説明している。
めっちゃ、得意気だし。
にしても…いらねぇだろう…
松本「翔さん、遊びに来たの?」
櫻井「そんなわけあるかっ!いつ必要になるかわからないだろっ!」
松本「でも…これは?」
櫻井「それは…」
俺とおーのさんと相葉さんは潤くんの言葉に興味が湧いて「ナニナニ?」
潤くんが手にしたものは右手にトランプ、左手に海パン。そして、ゴーグルが転がっている。
相葉「ここ…山だよ?」
大野「ババ抜きする?」
櫻井「いいね!やろう!」
松本「やっぱり、遊びに来たんじゃないの?」
東山「次はしおりに持ち物以外の持ち込み禁止って書くかな…」