僕は君を連れてゆく
第11章 ☆気象戦隊☆ARASHIレンジャー☆part3 合宿編
東山「片付いたか?地下室に集合してくれ!」
地下室もあるんだ…
地下に続く階段を東山さんを先頭にソロリソロリと降りる。
そこにはたくさんのモニターが並んでいた。
東山「改良したスーツだ。」
マネキンが俺たちのスーツを着ていた。
松本「どこが改良されたんですか?」
東山「まずは顔を覆っていたマスクをやめて、ゴーグルに変更した。ゴーグルには小型カメラ、小型マイクが内蔵されている。」
相葉「顔が見えるんだね。でも、危なくないの?」
東山「これは、特殊な素材で出来ているからそう簡単には壊れない。あとはグローブだ。これまでのスーツと一体型だったが取り外し可能にした。」
櫻井「取り外しが出来るんだ…」
東山「一体型の時より握力などの力は倍増、いやもっとだな、している。必要がないときは素手の時と変わらないようにしてある。そして、このグローブから技を出せるようにした。」
松本「技!やりたい!見せてよ!」
東山「それはこのあとだ。それで、ブーツだ。あの、adidas~sに注文した!すごいだろ?」
「adidas~s?」
東山「そうだ!頭下げに行ったんだぞ!」
大野「靴なんて履けばおんなじだろ?」
東山「履いてみろ!」
俺たちは東山さんに言われてブーツを履いた。
大野「あれ?すげぇぞ!ヒガシ!」
四人「ヒガシ?!?!?!?!」
大野「おぅ!俺らと歳がたいして変わんないらしいからな。」
相葉「そういうこと?じゃぁ、いいね!」
櫻井「よくねぇよ!」
東山「大野は面白いな。」
柔らかい表情だった。
東山「さぁ、変身してみよう!」
五人「はいっ!」
俺たちはstormチェンサーを腕にはめた。
ダイヤルを回して画面をタッチした。
ブルー、レッド、グリーン、イエロー、パープルの光が俺たちを包んだ。
五人「我らが気象戦隊☆ARASHI☆レンジャー!!!」
五人「おぉ~!!!!!」
東山「どうだ?新しいスーツの着心地は?」
五人「すげぇぞ!!!!!」
大野「ヒガシ、やるなぁ!!!」