僕は君を連れてゆく
第11章 ☆気象戦隊☆ARASHIレンジャー☆part3 合宿編
相葉さんは前回と同じようにジャンプしたり
小走りしたり…
翔さんと何やら楽しいそうに話している。
ゴーグルになったから口元が見える。
相葉「ね?ニノ?」
「えっ?なに?聞いてなかった…」
櫻井「めずらしいね?」
「そう?なんの話?」
スーツのことをみんなで話した。
やっぱり、相葉さんにとってあのキスは本当に事故だったんだ。
意識しているのは俺だけ。
東山「じゃぁ、軽く動いてもらおう。」
外に出てスーツを着たまま体力測定のようなことをした。
東山「大野と相葉はすごいな!」
大野さんはすごい。
やる気がなさそうなのに、やると誰よりも早い。
相葉さんは、見た目通り。
長い手足を生かして見た目をすごくきれい。
足がとにかく速い。
東山「さぁ、今日はこれくらいにしよう。明日はお前たちに必殺技を伝授する!」
五人「必殺技っ!!!」
松本「気になる!」
大野「ヒガシが考えたのか?」
櫻井「ヒガシさんな!」
東山「ウフフ。まぁ、楽しみにしてろっ!」
ウフフだって…
俺はこいつが怖くて仕方ないよ。
相葉「今日の夕飯はどうする?」
松本「そうだな。買い物行く?」
「翔さん行ってきてよ!」
櫻井「なんで?」
「スポンサー!」
櫻井「は?」
松本「決定!行こう!」
相葉「よろしくね~!」
「あれ?行かなくていいの?」
相葉「うん。ニノと話がしたいなって。」
真面目な顔だ。
「うん。」
先に俺たちはお風呂そうじや部屋のなかのそうじを
することにした。
大野「俺、お風呂洗うよ!」
相葉「じゃぁ、お米、炊こうかな?」
「部屋に掃除機かけるね。」
三人で手分けして潤くんと翔さんの帰りを待った。
2時間したが帰ってこない。
「遅くない?」
大野「見てくるか?」
玄関を開けたら外は濃い霧に包まれていた。
大野「なんだ…」
「なんか怖いよ…」
相葉「ヒガシさんは?」
その霧がだんだん晴れて目の前に黒い服を着た男が立っていた。
大野「誰だ、お前。」
黒服の男「あまり、調子に乗るんじゃない。」
相葉「ニノ、俺の後ろに。」
相葉さんが俺の前に立った。
相葉「翔ちゃんたちをどうした?」
黒服の男「あれもお前らの仲間か。殺しておけばよかったな。」
また、霧が濃くなった。