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僕は君を連れてゆく

第35章 空の色


部屋に戻り布団に寝転んだ。

桜みたいな色に染まったニノの肌はお湯をはじき
艶々していた。

触れると吸い付いてきて。

思い出したらまた…

今日はヤバいな…

ガタっと風呂場から音がした。
ニノが出てきたみたいだ。

ドア越しに両足が見える。
桜色を通り越してもう赤い。

十分に暖まったみたいだな…

タオルで足を拭いてる。
右足
左足

そのまま、上にタオルは移動して…
お尻
背中
お腹

下着を履いてる。

浴衣を手にして…

ダメだ…

ドアを開けた。
浴衣を腕に通したところでニノの綺麗な胸が見えた。

「えっ!どうしたの?」

驚いてるニノ。
ダメだ…

「着なくていいよ…」

「え…」

そのまま、壁にニノを押し付けて唇を塞いだ。

「…んぅ…ふぅ…」

舌を絡めたらとても熱くて…

クチュ、クチュリと俺たちの絡む音が温泉のかけ流しの音を遠ざけた。

耳に移動して舌を差し込む。

「…あぁ…大野さん…」

足が震えている。

感じてる。

「…ニノ…はぁ…」

頬を伝い首筋に吸い付く。

きちんと着れていない浴衣から覗く赤い突起が目に入る。
そこに触れるとニノはさらに高い声をあげた。

「あぁ…ん…きもち…」

ニノの肌はまだ熱い。

ニノの中心も上を向いてきたからそっと触る。

「…もぅ…や…あん…」

素直に言葉にして快感を伝えてくれる。
下着を下げて直接、触れた。

「…あぁん!も…」

そこはすでに潤っていて。

「露天風呂で…思ってたけど…声でちゃうから…ね?」

ニノに言われたように言うと。
上目遣いで俺を見る。
ニノも俺の浴衣の紐をほどく。
ハラリと紐が畳の上に落ちた。

「大野さんも…」

ニノが俺の下着に手をかけた。

ガチガチな俺のを見て、フフフと笑う。

ニノのと俺のを一緒に握り、腰を揺らした。

「あぁ…ぅ…やぁ…」

「はぁ…はぁ…ニノ…」

二人で果てた。



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