僕は君を連れてゆく
第40章 沼
―said O
毎日、毎日、声をかけて。
「指揮者、やってほしいんだ。」
なんで、こんなに松本くんにこだわるのか。
ただ、もっと、松本くんと話がしたい。
もっと、松本くんと一緒にいたいんだ。
「松潤は強情だなぁ…」
岡田に慰められる。
松本くんに声をかける
松本くんに断られる
岡田に慰められる
これが、ここ数日の パターン。
「なにが、そんなに松潤なの?」
「松本くんと一緒にやりたいんだ…」
「松潤も大野と同じだと思うんだけどな…」
同じ?
俺と松本くんが同じ?
「好きなんだろ?松潤のこと。」
好き?
俺が松本くんを好き?
「え?違うの?俺の勘違い?」
岡田は言っちゃった!って顔で俺を横目で見る。
「分かってないの?ダダ漏れだよ、大野。」
「俺、好きなんだ…」
なんでこんなに松本くんなんだろうって。
岡田に言われて、わかった。
松本くんが好きなんだ。
松本くんが好きなんだ。
昨日の帰り、自分の想いを松本くんに伝えようとした。
それは、叶わなかった。
部屋のベッドに寝転がり、何もない天井を見つめる。
教室で話しかけるようになって、くだらないことも話せるようになった。
岡田がいたり、松本くんの友達のまっけんくんがいたりするけど、お昼を一緒に食べることだってある。
俺はコンビニだけど、松本くんはお母さんが作ってくれるお弁当で。
いつも、足りないって言ってる。
売店にあるパンを買ったりして食べてて…
今日はパンもあまりなくて、8本入りのスティックパンを買って食べていた。
右手に持ち、口に咥えるその姿は俺が頭のなかで想像してる、口淫の姿にハマり。
「大野も食う?」
「はい、あーん。」
俺にスティックパンを、「あーん。」ってしてくれて…
ちょっと、赤くなった顔を俺は見逃さなかった。
松本くんのあの口に、俺のを突っ込みたい。
「…っつ、…う…、あ、」
ほぼ毎日と言っていいくらい、右手のお世話になっている。
でも、それだけじゃもう足りない。
「…まつもと、くぅんっ!!」
手に溢れた俺の欲。
「はぁ、はぁ、松本くん…」
毎日、毎日、声をかけて。
「指揮者、やってほしいんだ。」
なんで、こんなに松本くんにこだわるのか。
ただ、もっと、松本くんと話がしたい。
もっと、松本くんと一緒にいたいんだ。
「松潤は強情だなぁ…」
岡田に慰められる。
松本くんに声をかける
松本くんに断られる
岡田に慰められる
これが、ここ数日の パターン。
「なにが、そんなに松潤なの?」
「松本くんと一緒にやりたいんだ…」
「松潤も大野と同じだと思うんだけどな…」
同じ?
俺と松本くんが同じ?
「好きなんだろ?松潤のこと。」
好き?
俺が松本くんを好き?
「え?違うの?俺の勘違い?」
岡田は言っちゃった!って顔で俺を横目で見る。
「分かってないの?ダダ漏れだよ、大野。」
「俺、好きなんだ…」
なんでこんなに松本くんなんだろうって。
岡田に言われて、わかった。
松本くんが好きなんだ。
松本くんが好きなんだ。
昨日の帰り、自分の想いを松本くんに伝えようとした。
それは、叶わなかった。
部屋のベッドに寝転がり、何もない天井を見つめる。
教室で話しかけるようになって、くだらないことも話せるようになった。
岡田がいたり、松本くんの友達のまっけんくんがいたりするけど、お昼を一緒に食べることだってある。
俺はコンビニだけど、松本くんはお母さんが作ってくれるお弁当で。
いつも、足りないって言ってる。
売店にあるパンを買ったりして食べてて…
今日はパンもあまりなくて、8本入りのスティックパンを買って食べていた。
右手に持ち、口に咥えるその姿は俺が頭のなかで想像してる、口淫の姿にハマり。
「大野も食う?」
「はい、あーん。」
俺にスティックパンを、「あーん。」ってしてくれて…
ちょっと、赤くなった顔を俺は見逃さなかった。
松本くんのあの口に、俺のを突っ込みたい。
「…っつ、…う…、あ、」
ほぼ毎日と言っていいくらい、右手のお世話になっている。
でも、それだけじゃもう足りない。
「…まつもと、くぅんっ!!」
手に溢れた俺の欲。
「はぁ、はぁ、松本くん…」