僕は君を連れてゆく
第6章 ☆気象戦隊☆ARASHIレンジャー☆part2
―イエローside―
集められたのはジョニー北河事務所ビルの最上階。
社長室。
の隣。
通されたら、教卓に机と椅子が5つずつ並んでいた。
事務所のエントランスは高級ホテルのようだった。
だって、中庭に小さいけど滝が流れてた。
絨毯が敷き詰められていてフカフカで…
シャンデリアがぶら下がっていた。
受付にはこれはまた、綺麗な女みたいな顔した男がいた。
「お待ちしておりました。受付の山田と申します。こちらをどうぞ。」
胸元の名札に“R.YAMADA”とあった。
こいつこそ、ヒーローなんてやったらカッコ良さそうなのに…
渡されたのは、腕時計のようなものだった。
「これは、なんですか?」
「くわしくは、これからの講習会で習いますが変身に使うアイテムといったところでしょうか…」
「変身?」
「そうです。ARASHIレンジャーへ変身するための。」
忘れていた。
この場所があまりにも非日常で。
いやいや、レンジャーだって非日常だ。
「そちらをもって最上階へ上がってください。」
受付の山田くんへおじきをしてエレベーターに乗った。
そして、今に至る。
ここは、学校の教室を彷彿とさせて少し、気持ちが落ち着いた。
黒板もあって、俺は日直らしい。
隣に“相葉”と書かれていた。
初めて顔を会わせたときのことを思い出した。
あのとき、変身していた俺達をジョニーが指をパチンと鳴らしたら全員、パンツ1枚にした。
そして、俺と相葉さんはお揃いのパンツだった。
「オソロだね?」
って笑いかけてきた。
目尻の皺が、鼻にかかる声が優しくて
「そうだね。」
素直に返事をした。
パンツ1枚だけど。
「俺、相葉雅紀、よろしく。」
俺より背が高くて小さい顔。
差し出された手は大きくて
握ったらとても暖かかった。
パンツ1枚だけど。
「…まだかな…」
机にはそれぞれのカラーで名前が記してあった。
集められたのはジョニー北河事務所ビルの最上階。
社長室。
の隣。
通されたら、教卓に机と椅子が5つずつ並んでいた。
事務所のエントランスは高級ホテルのようだった。
だって、中庭に小さいけど滝が流れてた。
絨毯が敷き詰められていてフカフカで…
シャンデリアがぶら下がっていた。
受付にはこれはまた、綺麗な女みたいな顔した男がいた。
「お待ちしておりました。受付の山田と申します。こちらをどうぞ。」
胸元の名札に“R.YAMADA”とあった。
こいつこそ、ヒーローなんてやったらカッコ良さそうなのに…
渡されたのは、腕時計のようなものだった。
「これは、なんですか?」
「くわしくは、これからの講習会で習いますが変身に使うアイテムといったところでしょうか…」
「変身?」
「そうです。ARASHIレンジャーへ変身するための。」
忘れていた。
この場所があまりにも非日常で。
いやいや、レンジャーだって非日常だ。
「そちらをもって最上階へ上がってください。」
受付の山田くんへおじきをしてエレベーターに乗った。
そして、今に至る。
ここは、学校の教室を彷彿とさせて少し、気持ちが落ち着いた。
黒板もあって、俺は日直らしい。
隣に“相葉”と書かれていた。
初めて顔を会わせたときのことを思い出した。
あのとき、変身していた俺達をジョニーが指をパチンと鳴らしたら全員、パンツ1枚にした。
そして、俺と相葉さんはお揃いのパンツだった。
「オソロだね?」
って笑いかけてきた。
目尻の皺が、鼻にかかる声が優しくて
「そうだね。」
素直に返事をした。
パンツ1枚だけど。
「俺、相葉雅紀、よろしく。」
俺より背が高くて小さい顔。
差し出された手は大きくて
握ったらとても暖かかった。
パンツ1枚だけど。
「…まだかな…」
机にはそれぞれのカラーで名前が記してあった。