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僕は君を連れてゆく

第51章 左斜め上

腰をニノの体に押し付けたらニノの体も熱くなってるのがわかった。

「硬くなってるね」

「う…ぁ…」

ニノをベットに座らせて、俺は立ったまま着ていたジャージを脱いだ。
中に着ている体操着を脱いだら、ニノは俺から顔を背けた。

そして、ニノはブレザーを脱いでシャツのボタンに手をかけたからその手を握った。

「俺がやる」

「え?」

ニノのシャツのボタンを一つずつ外してく。

一つ外す度にピクリと震える体。

さっきニノに跨がった時にも感じたけど…

見下ろすこの感覚。

ニノを支配してるような、征服してるような…

ニノをベットを押し倒して跨がる。

耳から首筋に唇を滑らせる。

真っ白な肌は見た通りスベスベで、俺が舐めたあと
がテカテカして光ってる。

鎖骨の窪みに吸い付く。

「あ…」

ニノが小さく声をあげた。

「つけちゃった」

「え?」

部屋に鏡はないからどうなってるかニノは見ることは出来ない。

俺が舌でなぞったところを次は指でなぞっていく。

ピクリ、ピクリと震える体。

「感じる?」

「やだ…」

声を我慢しようと唇を噛むしぐさ。

俺が頭の中で描いてたニノの姿。

「ニノっ」

シャツを脱がしてニノをうつぶせにして、背骨に
沿ってくちづけていく。

その度に上がるニノの声。

「うっ…ぁん…」

ズボンとパンツを下ろすと真っ白なお尻が。

「やだっ…まって…」

下げたズボンを上げようと抵抗するニノに
さらに興奮する俺。

「今さら、なに言ってんだよ」

体をひねり俺から逃げようとするニノ。

「終わりにする?」

「え?」

目尻に浮かぶ涙。

「俺はニノとシタイ…無理なら他を探す」

「他?」

ニノは絶対に断らない。

「…ニノ…」

ニノは俺を選ぶ。

ニノは四つん這いになって俺にお尻を見せた。

「挿れて…欲しい…」

そのまま、蕾に吸い付いた。



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