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僕は君を連れてゆく

第59章 巡る季節のなかで

◇◇◇
「今の和がいるのは家族はもちろん、その光一さんと剛さんって人のおかげでもあるんだね」


「っていうか、俺以外の人間はみんな立派だよ」


「和だって、立派だよ?」


「どこが?」

「優しさを求めて、俺のところまで来てくれたんだろ?立派じゃん!」


「なにそれぇ~」


「お礼、言いに行くか?」


「え?誰に?」


「まずは光一さんのお店にいこう」

俺の話を時々、相槌を打ちながら聞いてくれて。


頭をポンポンと撫でられた。


ふんわり香る雅紀さんの匂い。


安心する。


立ち上がろうした雅紀さんに抱きつく。


「なぁに?どうしたの?」


「いい匂いする、雅紀さん」


クンクンとしながら雅紀さんに跨がる。


「和だって、いい匂いだよ」


俺を抱き締めてスッーと息を吸い込む雅紀さん。


Tシャツの裾から手が入ってきて、肩甲骨を撫でられる。


「んっ」

「すっかり、感じるようになっちゃったね」

「あ、ン、」

背中をなぞられるだけで俺のは緩く勃ちあがっていく。

着ている雅紀さんの大きいTシャツを脱がされたと思ったら跨ぐ俺の体の向きを反対にされた。

「なに?」

「すべすべの背中… 」

と、背骨を下から舐められる。

「ン、ぁん…あぁ」

ハーフパンツの裾から手を入れてきて下着の上から俺のに触れてきた。


「感じる?」


「ぅん…はぁ…」


俺のを包む大きな手。
ゆっくりと擦りあげられるたびに爪先から頭の先の方にビリビリっと抜けてゆくような快感があって。

俺は俺の下で大きくなってる雅紀のを感じる。


気づかないうちに俺は腰を揺らして雅紀さんのをおしりで撫でてた。


「あ…雅紀さんの…おっきくなってるぅ…」


「和が大きくしたんだよ?どうしようか?」


「ン…シタイ…」


俺は自分でハーフパンツをおろした。

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