僕は君を連れてゆく
第8章 上下問題
触れたら、
「あっ!」
と声を出して頭を持ち上げた翔さんと目があった。
「どうしよぅ。翔さんっ…ヤバイよ…」
下から上へゆっくりと擦る。
膝を立てて閉じようとするからそこへ体を入れた。
「もぅ…潤。焦らすなよ…」
焦らしてるつもりなんかなかったけど、
でも、1つ1つの反応を楽しんでいるのは確かで。
「脱いで?」
「えっ?」
「見てるから…脱いでよ。」
体を起こしてあげておねだりしてみた。
「ゃだよ…」
「脱がして欲しいの?」
「…っ…ぬぐ…」
座ったままパンツに手をかけたので
膝立ちにさせた。
ますます、顔を赤らめてる。
目を閉じてパンツを下ろす。
ソレは上を向いていて暗い部屋だけど潤いを
まとっているのがわかった。
「そのまま…」
座ろうとした翔さんに静止の声をかけ
ゆっくり近づいてソレを口に入れた。
翔さんの味…
やべぇ…
根元に手を添えて頭を動かす。
俺の唾液と翔さんから溢れるものが俺の口の端しから垂れる。
卑猥な音は俺達を、さらに興奮させて
声を我慢出来なくなった翔さんの口からは
とめどなく、快感の音が漏れている。
舌を使って出口を刺激して、添えてた手も使って。
もっと、気持ち良くなって。
「あぁぁ…い…でる…んっ!」
はぁはぁと大きく息をする翔さん。
「悪い…」
ティッシュを取ろうとした手を掴んで
目を見て、ソレを飲み込んだ。