僕は君を連れてゆく
第65章 ハートビート
翔さんの唇はとても柔らかくて。
何度か、合わせたことのある唇とは全然、違って。
熱くて。
俺、食べられちゃいそう…
背中に回されてシャツのなかに入ってきた手。
指が俺の背骨をなぞっていく。
一段、一段、階段を登ってくるのとは違って、
エレベーターで一気に最上階まで到達するような快感が
俺を支配する。
このまま、ここで…
「ベット行こう…」
「え?」
面白い顔でもしてたのだろうか。
翔さんはクスって笑って、俺の頬に触れて。
「このまま、ここで、シテほしい?」
今まで聞いたことないような、低い声。
「それもいいけど…大事にしたいんだ潤のこと」
と、優しく言われた。
どんだけ、色んな顔を持ってるの?
まだ、俺の知らない顔があるの?
そっと、起こされ手をひかれる。
寝室のベットに座らされて、翔さんは俺の目の前でシャツを脱いだ。
「待ってて」
と、頭を撫でられ出ていった翔さんの背中。
服の上からじゃわからなかったけど筋肉がついてて
鍛え上げられてるのが分かる。
あの腕に抱かれるんだ…
「やだ…」
俺はベットにうつぶせになった。
恥ずかしい…
でも、すごくドキドキしてる。
「ふぅ…」
小さく息を吐いてたっぷり息を吸った。
甘く、優しい翔さんの香りが俺を突き抜けていく。
「もう…」
早く、早く
戻ってきてよ…
俺、どうにかなっちゃいそうだよ…
「やだ…もう…」
「何が嫌なの?」
背中に温もりが…
肌と肌が重なってピタっとくっついて。
翔さんに抱きついた。
「翔さんっ!」
何度か、合わせたことのある唇とは全然、違って。
熱くて。
俺、食べられちゃいそう…
背中に回されてシャツのなかに入ってきた手。
指が俺の背骨をなぞっていく。
一段、一段、階段を登ってくるのとは違って、
エレベーターで一気に最上階まで到達するような快感が
俺を支配する。
このまま、ここで…
「ベット行こう…」
「え?」
面白い顔でもしてたのだろうか。
翔さんはクスって笑って、俺の頬に触れて。
「このまま、ここで、シテほしい?」
今まで聞いたことないような、低い声。
「それもいいけど…大事にしたいんだ潤のこと」
と、優しく言われた。
どんだけ、色んな顔を持ってるの?
まだ、俺の知らない顔があるの?
そっと、起こされ手をひかれる。
寝室のベットに座らされて、翔さんは俺の目の前でシャツを脱いだ。
「待ってて」
と、頭を撫でられ出ていった翔さんの背中。
服の上からじゃわからなかったけど筋肉がついてて
鍛え上げられてるのが分かる。
あの腕に抱かれるんだ…
「やだ…」
俺はベットにうつぶせになった。
恥ずかしい…
でも、すごくドキドキしてる。
「ふぅ…」
小さく息を吐いてたっぷり息を吸った。
甘く、優しい翔さんの香りが俺を突き抜けていく。
「もう…」
早く、早く
戻ってきてよ…
俺、どうにかなっちゃいそうだよ…
「やだ…もう…」
「何が嫌なの?」
背中に温もりが…
肌と肌が重なってピタっとくっついて。
翔さんに抱きついた。
「翔さんっ!」