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僕は君を連れてゆく

第9章 怪盗♡サトコ


それから、少しお酒を飲んで…

ベットの上。

「翔ちゃん…いい?」

ベルトに手をかけて俺のを取り出して
やっぱり、俺の返事を聞かずに
口内に収まった。

頭を動かして俺のを吸い上げる。

グロスでテカった唇から同じように赤い舌が
俺の先端を刺激する。

「やっ…めて…こん…な…あっ…」

同じ男だからなのかその口からの愛撫は
とてつもなかった。

やめろっ!
やめてくれよっ!

ジュルジュル

ジュポジュポ

と、耳に届くその音が…

いやだ!
こんなの、いやだ‼

「だ…め…だって!智くんっ!!」

智くんを引きばかした。

その口はだらしなく開いていてヨダレを垂らしていた。

「はぁ…はぁ…んなこと、するなよ…」

口を拭ってやろうと手を伸ばしたら掴まれた。

「気持ちよくなかった?」

「…」

「ギンギンじゃん。だしたいでしょ?」

「…」

「手がいいの?お口の方が気持ちいいよ?」

こんなの、ダメなんだ。

ベットから降りようしたら

「待って!まだだよ…」



「で…る…!あ…ダメだっ!あっ…ん!」

智くんの口内にだしてしまった。

「はぁ…はぁ…ごめん…なんで、こんなことするの?俺、なんかしたかな?」

男に襲われるなんて…

しかも、女装した。

しかも、メンバーに。

こんなことされて…

泣けてくる。

「俺がなんか、したのかよ???」

こんなの、おかしいだろ。

ふざけんなよ。

智くん。



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