僕は君を連れてゆく
第9章 怪盗♡サトコ
翔ちゃんは泣いていた。
泣かせるつもりなんてなかった。
泣いてるけどすごく怒ってる。
「ごめん…」
「なんで…だよ…なんでこんな…」
言えない。
でも、言わないとメンバーとしてでもそばに
いられなくなってしまうかもしれない。
「ごめん…ね。」
「謝るならこんなことすんじゃねぇよ…こんなことして、どうすんだよ?気持ちわりぃ…」
気持ち悪い。
俺の口にたくさんだしたくせに。
「気持ちよかったんでしょ?」
「はぁ?」
「たくさん、だしたじゃん。」
「何が言いてぇの?」
「興奮したでしょ?俺にされて。メンバーに。
しかも、女装してる、俺に。」
「ふざけんなよっ!なに、ヤりたいの?あなたってそっちなの?マジで?」
鼻で笑ったけど大きくしてるじゃん。
想像してるんでしょ?
俺に突っ込んでるところ。
めちゃくちゃにヤりたいんだよね?
俺はベットの上で膝たちになってスカートを
捲った。
「翔ちゃん…見て?」
翔ちゃんが俺のを見てる。
「そんな目で見ないでよ…」
俺は興奮していた。
下着の上から自分のモノに手を這わせ下から
上へと撫でた。
「…ん…はぁ…見てて?」
目を見開いている。
パンツを下げて俺は自分で握った。
「あ…翔ちゃんの…舐めてて…こん…な
なっちゃった…の。はぁ…翔ちゃ…ん…」
止まらない。
自分の手が潤いをどんどん纏っていく。
手を動かす度にぐちゅ、ぐちゅと音をたてる。
「あ…はぁ…イっちゃう…見て…イっクぅん!」
俺のから白い欲望が溢れて俺の手を汚した。
俺はずっと翔ちゃんを見てた。
「はぁ…気持ちよかった…」