無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「くっ…うっ…」

「こいつ、変じゃね？」

体がワナワナと震える。

「どけよっ」

「あん？」

「俺のだ、」

「一緒に楽しむか？」

と、羽交い締めにしていた男が俺に向かって手をだした。

その腕を掴み力を目一杯込めて握る。

「やめろっ！痛い！やめろっ」

「折るぞ？このまま…」

「やめてくれっ」

その瞬間、力がゆるんで男は羽交い締めにされたいた
男は俺に抱きついてきた。

途端に五人の男たちはその場から走って逃げて行った。

「はぁ、はぁ、はぁ、離れろっ」

「助けてくれて、ありがとうございました」

涙を指で拭う。

「貴方、すごい力なんですね」

握り拳に力を入れすぎて爪が食い込んでいる。

痛みなんてない。

今、俺の目は目の前の男の唇に釘付けで。

「あ、ごめんなさい」

と、離れようした。

そのまま抱きしめて、唇に被りついた。

「んぅ…」

くちゃ、くちゃ、ジュル
べちゃ、べちゃ、ジュル


うまい
うまい
うまい

もっと
もっと
もっと

「ぷはっ、はぁ、苦しい…」

「足りない…」

「え？」

そのまま、さっきまでこの人間が押し付けられていたソファにまた体を投げつける。

「やだっ！やめてください！」

「ごめん…、もう、ダメだ」

俺は口を開けた。

「…ッアア！」

牙を見せつけて、黙らせる。

「おとなしくしてれば生かしてやる」

コクコクと頷くのを見て沸騰していた体中の血液が
巡る。