喫茶くろねこ
第19章 楽しく、猫ライフ
「やり方わからないって、お前最初はどうやって設定したんだ?」
ニャーニャー!
「用意されたサンプルの中から選んで決めるんです。自分で録音したものをシャッター音にってのがちょっとわかんないというか無理っぽいような…」
ニャーニャー、ニャーニャー!
「どうでもいいけど、うるさいから。いわゆるカメラっぽい普通のシャッター音に戻せよ、それ」
ニャー
「こんなに不評だとは思わなかった…」
ニャーニャー!
「よし、こんなもんかな?マスター、虎太郎、レオン、ご協力ありがとうございましたー」
「さて、俺はちょっとキッチンを使うぞ」
「あ、佐々木さん、何買ってきたんですか?」
「新作サンドイッチの材料だ。新メニューの研究だよ。一緒に作るか?」
「あ、えーとすみません、今日はこれから卒論書くんで」
「そうか、じゃ、とりあえず自分の部屋に戻れ。出来上がったら呼んでやる。試食しに降りてこい」
「ありがとうございます」
「にゃぉ~ん」
『…レオンがそろそろ帰りたいってさ』
「あ、ごめんごめん。ありがとう。今日はもういいよ」
「にゃ~」
「また明日」
レオン、虎太郎と一緒に店の外へ出る。レオンはそのまま飼い主さんの待つレオンの家へ、僕と虎太郎は外階段を上って、くろねこ二階の僕の部屋へ帰る。
「シャッター音、替えようかな…」
「僕は好きニャよ?」
「こったろぉ~~、お前は優しいなぁ~~」
ニャーニャー!
「用意されたサンプルの中から選んで決めるんです。自分で録音したものをシャッター音にってのがちょっとわかんないというか無理っぽいような…」
ニャーニャー、ニャーニャー!
「どうでもいいけど、うるさいから。いわゆるカメラっぽい普通のシャッター音に戻せよ、それ」
ニャー
「こんなに不評だとは思わなかった…」
ニャーニャー!
「よし、こんなもんかな?マスター、虎太郎、レオン、ご協力ありがとうございましたー」
「さて、俺はちょっとキッチンを使うぞ」
「あ、佐々木さん、何買ってきたんですか?」
「新作サンドイッチの材料だ。新メニューの研究だよ。一緒に作るか?」
「あ、えーとすみません、今日はこれから卒論書くんで」
「そうか、じゃ、とりあえず自分の部屋に戻れ。出来上がったら呼んでやる。試食しに降りてこい」
「ありがとうございます」
「にゃぉ~ん」
『…レオンがそろそろ帰りたいってさ』
「あ、ごめんごめん。ありがとう。今日はもういいよ」
「にゃ~」
「また明日」
レオン、虎太郎と一緒に店の外へ出る。レオンはそのまま飼い主さんの待つレオンの家へ、僕と虎太郎は外階段を上って、くろねこ二階の僕の部屋へ帰る。
「シャッター音、替えようかな…」
「僕は好きニャよ?」
「こったろぉ~~、お前は優しいなぁ~~」