喫茶くろねこ
第20章 再会。
久しぶりに会った美佳さんは、肩につくぐらいまであった髪をバッサリとショートにしていて、雰囲気が変わっていた。
「わー。いい匂い♪美味しそうね」
スープを一口…。
「うーん、とろみが強いかな?もうちょっとさらっとしててもいいかも」
サンドイッチを食べて、
「塩味だけじゃなくてハーブか何か挟んで香りを出してみて」
いろいろ意見を挟んでくれる。
「最近ね、いろんなお店で食べ歩きしてて、けっこう舌が肥えてきたの」
次のサンドイッチに手を伸ばす。
「あっ、コレいい!美味しい!すごくおいしい!一番いんじゃない?」
昨日食べてみて感じた物足りなさを踏まえて新しく作り直した改良版グリーンサンドを大絶賛する美佳さん。
一通り食べ終わると、鞄から一冊の本を出してきた。
「実はね、今、フリーの猫カメラマンやってるの。こないだついに個展を開いてね?これは初めて出した写真集なんだけど、あんまり売れてなくて。良かったら喫茶くろねこに置いてもらえないかな?」
なんと、元派遣OL中井美佳、知らない間に猫専門のカメラマンになっていました。
『うちに置くのはいいが、それで本が売れるかどうかはしらないぞ』
「置かせてもらえるの?ありがとうマスター!大好き!!」
「わー。いい匂い♪美味しそうね」
スープを一口…。
「うーん、とろみが強いかな?もうちょっとさらっとしててもいいかも」
サンドイッチを食べて、
「塩味だけじゃなくてハーブか何か挟んで香りを出してみて」
いろいろ意見を挟んでくれる。
「最近ね、いろんなお店で食べ歩きしてて、けっこう舌が肥えてきたの」
次のサンドイッチに手を伸ばす。
「あっ、コレいい!美味しい!すごくおいしい!一番いんじゃない?」
昨日食べてみて感じた物足りなさを踏まえて新しく作り直した改良版グリーンサンドを大絶賛する美佳さん。
一通り食べ終わると、鞄から一冊の本を出してきた。
「実はね、今、フリーの猫カメラマンやってるの。こないだついに個展を開いてね?これは初めて出した写真集なんだけど、あんまり売れてなくて。良かったら喫茶くろねこに置いてもらえないかな?」
なんと、元派遣OL中井美佳、知らない間に猫専門のカメラマンになっていました。
『うちに置くのはいいが、それで本が売れるかどうかはしらないぞ』
「置かせてもらえるの?ありがとうマスター!大好き!!」