喫茶くろねこ
第5章 下地家
そして、いろいろなことから解放されると安心感から空腹を感じた。
「母さん、なんかさ、腹減った」
リビングに降りて母親に空腹をアピールする。
「あー、炊飯器の中に炊き込みご飯が残ってるわよ。昨日の夕飯の残りだから12時間ぐらい保温してるけど」
「ありがと。何の炊き込みご飯?」
「ふっふっふ。タコ飯よ!あんた好きでしょ!しっかり食べなさい」
「うぃ~」
「で、結局、革靴はどうしたの?」
「あぁ、大丈夫。所在は分かった。ちょっとすぐには取りに行けないけど」
「どういうことよ?」
「ん…食ってからゆっくり話すよ」
…茶碗じゃ小さいな…。どんぶりにしよう。食器棚から取り出したどんぶりにタコ飯を山盛りによそいながら答えた。
冷蔵庫からペットボトルの緑茶も取り出す。2リットルサイズのボトルだが、3分の1ぐらいしかもう残っていない。この量なら全部飲み切れるから、今日はコップはいらないな。ラッパ飲みでいける。全部飲みきれない量の時にラッパ飲みをすると、口から移った細菌がペットボトルの中で増殖するから止めなさい、っていつも怒られるんだよ。
さぁて、準備は整った!とりあえずは…
「いっただきま~~す!!」
僕はしっかりと手を合わせて「いただきます」を言った。
うひょー。タコ飯旨そう♪
「母さん、なんかさ、腹減った」
リビングに降りて母親に空腹をアピールする。
「あー、炊飯器の中に炊き込みご飯が残ってるわよ。昨日の夕飯の残りだから12時間ぐらい保温してるけど」
「ありがと。何の炊き込みご飯?」
「ふっふっふ。タコ飯よ!あんた好きでしょ!しっかり食べなさい」
「うぃ~」
「で、結局、革靴はどうしたの?」
「あぁ、大丈夫。所在は分かった。ちょっとすぐには取りに行けないけど」
「どういうことよ?」
「ん…食ってからゆっくり話すよ」
…茶碗じゃ小さいな…。どんぶりにしよう。食器棚から取り出したどんぶりにタコ飯を山盛りによそいながら答えた。
冷蔵庫からペットボトルの緑茶も取り出す。2リットルサイズのボトルだが、3分の1ぐらいしかもう残っていない。この量なら全部飲み切れるから、今日はコップはいらないな。ラッパ飲みでいける。全部飲みきれない量の時にラッパ飲みをすると、口から移った細菌がペットボトルの中で増殖するから止めなさい、っていつも怒られるんだよ。
さぁて、準備は整った!とりあえずは…
「いっただきま~~す!!」
僕はしっかりと手を合わせて「いただきます」を言った。
うひょー。タコ飯旨そう♪