喫茶くろねこ
第6章 春 ~母と猫と入学式~
当初の予定では、部屋のチェックと買い物を済ませたら、その日のうちに家へ戻るつもりだった母だが、マスター主催の歓迎会が思ったよりも盛り上がり、遅くなってしまったので、母も僕の部屋に泊まることになった。しかしベッドが一つしかない、どうするんだろう、と思っていたら、山路さんが客用布団の余っているものを貸してくれた。
部屋の真ん中に客用布団を敷きそこに母が、僕は壁際のベッドで眠る。
母と同じ部屋で眠るなんて…幼稚園の時以来かなぁ…。
懐かしさとか、これからのバイト生活や大学生活への不安から、なかなか寝付けずにごちゃごちゃと考え事をしていると、となりからカチカチカチカチギリギリギリギリと変な音が聞こえてきた。
「…母さん?」
Zzzzz…Zzzzz…
いびき?!
Zzzzz…Zzzzz…
カチカチカチカチギリギリ…
まさか、いびき&歯ぎしり?!
母さんは、寝ている時もうるさかった。ちくしょー、音が
気になって眠れねーよ。母さん、寝付くのはえーよ…。
しかし、今日も一日、いろいろなことがあって僕も疲れていたのだ。、いつの間にか意識を手放し、深い深い眠りに落ちていた。
部屋の真ん中に客用布団を敷きそこに母が、僕は壁際のベッドで眠る。
母と同じ部屋で眠るなんて…幼稚園の時以来かなぁ…。
懐かしさとか、これからのバイト生活や大学生活への不安から、なかなか寝付けずにごちゃごちゃと考え事をしていると、となりからカチカチカチカチギリギリギリギリと変な音が聞こえてきた。
「…母さん?」
Zzzzz…Zzzzz…
いびき?!
Zzzzz…Zzzzz…
カチカチカチカチギリギリ…
まさか、いびき&歯ぎしり?!
母さんは、寝ている時もうるさかった。ちくしょー、音が
気になって眠れねーよ。母さん、寝付くのはえーよ…。
しかし、今日も一日、いろいろなことがあって僕も疲れていたのだ。、いつの間にか意識を手放し、深い深い眠りに落ちていた。