喫茶くろねこ
第10章 佐々木邸訪問
「ぶっ…はははははっ!なっ、なんすか、これ?!」
「なっ、アホだろ?これがしのやすだぜっ!!」
「わっ、笑い過ぎて…腹筋がイタ…いてて…ぶははっ」
僕と佐々木さんは、大量の写真やビデオを見ながら目に涙を浮かべながら大笑いしていた。
「これだよ、これをな、しのやすの、表向きの【よそいきの顔】を知ってるやつに見せたかったんだよ。おもしれぇからな。お前が、芸術学部って聞いた時から、絶対しのやす知ってると思って、いつか誘おうと思ってたんだ」
「つ…つまり、僕に見せたかったものって、これ、ですよね?」
「あぁ、面白いだろ。コーヒーのあてにピッタリだぜ」
「佐々木さん、それを言うなら、酒のあて、じゃないんですか?」
「いいんだよ。シラフでも笑えるぐらい可笑しいんだから、コーヒーで充分だよ。しのやすごときに酒なんて勿体ない」
「僕、明日から、どんな顔して篠崎さんに挨拶したらいいかわかんないっすよ」
「ぼそっと耳元で、『おはさんくす、しのやす』って言ってやれよ。あいつ、絶対に固まるぜ!!」
「いやー、さすがにそれは…」
佐々木さんと二人でさんざん笑った後、ふと窓の外を見ると、あたりはすっかり暗くなっていた。
「佐々木さん!今日の夕飯当番、僕だった気がします!」
「おぉ、そう言えば、腹減ったな。店戻って飯食うかー」
「佐々木さん、せっかく自宅なのに、ご飯の為だけにまた店に戻るんすか?」
「あぁ、ろくな食材置いてないしな。基本的に、飯は店で食うことにしてるんだ」
そして、僕らは佐々木さんの車で店に戻ることにした。
「なっ、アホだろ?これがしのやすだぜっ!!」
「わっ、笑い過ぎて…腹筋がイタ…いてて…ぶははっ」
僕と佐々木さんは、大量の写真やビデオを見ながら目に涙を浮かべながら大笑いしていた。
「これだよ、これをな、しのやすの、表向きの【よそいきの顔】を知ってるやつに見せたかったんだよ。おもしれぇからな。お前が、芸術学部って聞いた時から、絶対しのやす知ってると思って、いつか誘おうと思ってたんだ」
「つ…つまり、僕に見せたかったものって、これ、ですよね?」
「あぁ、面白いだろ。コーヒーのあてにピッタリだぜ」
「佐々木さん、それを言うなら、酒のあて、じゃないんですか?」
「いいんだよ。シラフでも笑えるぐらい可笑しいんだから、コーヒーで充分だよ。しのやすごときに酒なんて勿体ない」
「僕、明日から、どんな顔して篠崎さんに挨拶したらいいかわかんないっすよ」
「ぼそっと耳元で、『おはさんくす、しのやす』って言ってやれよ。あいつ、絶対に固まるぜ!!」
「いやー、さすがにそれは…」
佐々木さんと二人でさんざん笑った後、ふと窓の外を見ると、あたりはすっかり暗くなっていた。
「佐々木さん!今日の夕飯当番、僕だった気がします!」
「おぉ、そう言えば、腹減ったな。店戻って飯食うかー」
「佐々木さん、せっかく自宅なのに、ご飯の為だけにまた店に戻るんすか?」
「あぁ、ろくな食材置いてないしな。基本的に、飯は店で食うことにしてるんだ」
そして、僕らは佐々木さんの車で店に戻ることにした。