きっと あなたと・・・
第28章 ー父親ー
酔わなきゃ・・今日は眠れそうにないから・・・
泣いた顔を洗って、さっとシャワーを浴びると、近くのスーパーに出かけた。
『あれ?なんだ、詩織か^^メガネだから気付かなかったよ』
近所の小さなスーパーのおじさんは気さくで、
私が遠くに嫁いだ娘に似てるらしくて、可愛がってくれる。
『年頃の女の子がこんな時間からお酒かよ(笑)ほんと・・・こんなんでお前が嫁にいけるか、俺は心配だよ^^』
おじさんはいつもと変わらず大きな声で笑いながら、頭を撫でてくれた。
・・・・・嫁に・・・行きたくないのに・・・行かされそうなんだよ??