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きっと あなたと・・・

第71章 ー寝顔-詩織・竜之介- ー


それにしても・・・かわいい寝顔


小さい時と変わんないな~・・・大きくなっても、寝顔はそのままなんだね^^


「・・ごめんね」


竜ちゃんの髪をそっと撫でると、なぜか切なくて・・・


もしかして、調子が悪いわけじゃなくて、知らない間に傷つけたり、
嫌われるようなことをしてたんじゃないかって思うと、


すごく寂しくなってくる・・・


「竜ちゃん・・・」


思わずつぶやいたけど、もちろん返事はなくて・・・


雨の音だけが部屋に響いていた。

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