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きっと あなたと・・・

第73章 ー事故-竜之介- ー


何の答えもでないまま、頭の中は真っ白で、

ベッドで頭から毛布をかぶると、またすぐに大きな雷の音が聞こえた。


・・・・・・大丈夫かな??


しおりん、昔から雷苦手だったよね??
雷が鳴ると、いつもおばあちゃんに抱きついてたもん。



雨音が強くなると、ますます心配になってきて・・・


落ち着かないから、ベッドを出てリビングへ向かった。


「あ・・・具合・・大丈夫??」


しおりんはソファーで膝を抱えて座ってて、すぐに声をかけてくれた。

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