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きっと あなたと・・・

第133章 ー控室-柊- ー


礼志『随分可愛がってるから、どんな子たちなのか一度見てみたくて^^
連絡取れないから心配してたけど・・倒れるほど忙しかったんだね』


「あ・・大丈夫です」


すっと近付いて髪に触れようとした礼志さんを、避けるように立ち上がった詩織さん。


柊『おっ・・・大丈夫!?』


勢いがよすぎたのか、立ち上がった瞬間ふらついて・・・
僕が受け止めると、礼志さんはじーっと僕のことを見つめてた。


「ごめんごめん^^ありがと」


柊『ほんとに大丈夫??』


礼志『詩織さん、今日は隼人さんに任せて病院に行こう??車出すよ』


「いえ、大丈夫です・・・もうすぐ本番でしょ??」


柊『あ・・うん』


「先に行ってて??」


柊『一緒に行こう??』


体調が心配だったのもあるけど、この人と2人にしたくなくて、
詩織さんの手を握った。

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