
きっと あなたと・・・
第152章 ーなぜかー
瑠風『もう着いちゃった・・話せてよかった・・・ずっと話さなきゃって気になってて・・・
それで何だか連絡できなくて・・』
そうだったんだ・・・そんなに考えてくれたんだね。
瑠風『でも、今度は連絡するね・・しおりんが嫌って言うほど連絡してあげる♪』
「ふふ^^分かった・・ありがとうね」
瑠風『ん、じゃあ・・またね♪』
瑠風は私の前髪をそっと撫でると、
にこっと笑って背を向けて帰って行った。
後ろ姿が見えなくなるまで、
マンションの前で瑠風の背中を見つめてたら
・・・なぜか寂しくて。
そのままマンションに入る気になれなくて・・・
少し散歩でもしようと、いつもの公園を抜けてコーヒーショップへ向かった。
