ウチの貞子さん
第1章 出会い
流星「え、嘘…ホンモノ……」
僕が信じられないでいると軋るような甲高い耳鳴りのような音と共に貞子で有名な「きっと来る〜♪」というあの貞子でお馴染みの曲が急に流れる。
僕は生唾をごくり…と飲み込み這いつくばっている貞子は白い服のポケットから…
???「あ、メール…」
と、スマホを取り出して電話に出た。
流星「ビックリしたじゃん!!ってか自分のテーマ曲を着メロにしてるの!?」
僕は何故かさっきから目の前の貞子さんらしき人にツッコミ続けていた。
???「あ、自己紹介遅れました。
私、山村貞子って言いいます。」
山村貞子は、正座をするとずいぶんとご丁寧に頭を下げてくれた。
流星「あ、ありがとうございます。
僕は相川 流星と言います。
で、山村さんはどうしてここに…。」
貞子「あ、私のことは貞子なり貞子さんなりお好きに呼んでください。」
流星「は、はぁ…」
と、僕が呆気に取られていると貞子さんの口から出たのは衝撃の言葉だった。