委員長はエッチでした
第6章 天使の笑顔
ハァ
熱い息をつきながら
何かに堪えるように
ギュッと目を閉じている。
我慢……しなくていいのに。
あたしは手を伸ばして
黒崎の頭を
胸に抱きしめた。
「謝んなくていいよ、大丈夫だから、
黒崎ならいいから、もっと、抱きしめて?」
「そんなこと、簡単に言っちゃ駄目だ、
俺は……可笑しいんだ、いつも彩香さんの事で、
頭がいっぱいで、やらしい事ばかり考えて……
昨日も一人で何度もしたのに……」
「一人でなんか、したら駄目だよ?
……ちゃんとあたしにして?」
黒崎の目を
じっと見つめて
言い聞かせるように伝える。
黒崎はあたしの
顔を見て
その瞳に……
しだいに涙が溢れた。
「そんなこと言ったら……
止まらなくなるかもしれない……
俺は自分が恐いんだ、彩香さんを……
壊してしまいそうで……俺は……ッ」
黒崎の頭を
そっと抱きしめる
ギュッと
もっと
近付いて欲しい
願いを込めて。
「……っ」
あたしの胸元に
黒崎の顔が埋まり
その唇が
あたしの胸の
尖端の突起にも
キスをした。
「はっ……!……あっ……!」
キスをしたのが合図のように
黒崎の舌が
あたしの乳首を刺激する。
優しくなぞられて
その舌に
敏感に反応して
すぐにムクムクになる突起に
更に舌を絡められて
優しく
舐められた。
「やぁっ…!あっ…!あんっ……!」
痺れるような快感に
体が震えて
胸も一緒に
プルプル震える。
気持ちいい
すごく
気持ちいいの……。
あたしのあそこが
キュンと
切なく
疼くのが分かった。
……微かに聞こえる
隣の倉庫の
激しい声。
その声に刺激されて
黒崎の舌の動きが
激しくなる。
発作のような
喘ぎ声をもらして
時折
黒崎の唇が
また
あたしの唇と重なる。
「彩香さん……っ、
ごめん……っ、
こんな所でっ……、
こんなこと……するつもりはなかっ……」
黒崎の涙が
あたしの胸元に零れた。
隣の倉庫では
なおも激しい声が聞こえる。
「大好き……っ、
……亮……っ」
離れようとする
黒崎の体を
引き寄せて
意を決したように
黒崎の手が
あたしの
スカートを捲った。