委員長はエッチでした
第7章 ストーカー
誰もいない教室
グラウンドでは
部活動に励む人達の声が聞こえる。
野球部とサッカー部が
準備体操をしてる姿が見える。
熱い溜め息をつく黒崎
押し付けられる
下半身の堅いモノ。
触れた太股が
熱い。
「あの、黒崎?
今日はあたし、帰らなきゃ……っ」
言いかけた
あたしの唇が
黒崎の唇で塞がった。
「……彩香さん、俺の事……っ、
嫌いにならないで……?」
唇を離して
じっと見つめられる。
不安そうな瞳に
微かに宿る
野性的な鋭い光。
ああ
黒崎は
人になつかない
猫なんかじゃない
黒崎は
野性的な犬なんじゃないの?
……盛りのついた犬?
あたしの下半身に
制服越しに
押し付けられる
黒崎の肉棒。
求めるように
押し付けられて
腰をゆっくり
揺らして
無意識で
無自覚なのかもしれないけど。
そうな事されたら……っ
疼いてしまう
あたしのあそこが
ジュンと疼いてしまうの。
「嫌いになんか、ならないよ?
黒崎なら、何をされても、大丈夫だから」
黒崎の目を
しっかり捉えて
唇を寄せる。
「……嫌じゃなかった?
あんな場所で……あんなこと……っ、
でも止まらなくって……気持ち良くって……っ」
「場所なんて関係ないよ、黒崎なら、
どこでも、嬉しかったから」
そこまで言って
はたと気付く
最初は体育館倉庫で
まさか
また
この教室で……
なんて事は……
冷や汗がたらり
黒崎の不安そうな眼差しが
あたしの言葉で
パッと笑顔に変わる。
「大好き……彩香さん……っ」
ああ
盛りのついたワンコ
嬉しそうに
下半身をあたしの体に
押し付けて
腰を揺らしているし。
ひょっとして
あたしは
とんでもないワンコを
目覚めさせて
しまったんじゃ……。
真面目な学級委員長
コミュ障で
まともに人と
話さない
いつも一人で
本を読んでばかりの黒崎。
話かけたら
すぐに
赤い顔をして。
どこかで
聞いた事がある
異性に話かけられて
すぐに赤面する人は
人一倍
性に興味を持った人だと。