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第13章 とあるお買い物
「今日は、お得意様が来るからな」
上司が気を引き締めて言った。
「承知致しました」
俺はびしっとする。
数時間後──…。
「いらっしゃいませ」
俺と上司は同時に迎え入れた。
「本日はどうなさいますか?」
上司がお客様に聞く。
「いつもので」
「承知致しました」
上司はそう言うと大きめの箱を取り出した。
「こちらでよろしいでしょうか?」
「ええ」
「五千円になります」
上司がそう言うとお客様はお金を出し、丁寧に置いた。
「ちょうど頂きます……レシートのお返しになります」
お客様は上司から差し出された荷物を笑顔で受け取ると店を後にした。
「ありがとうございました。またお越し下さいませ」
俺と上司は頭を下げ、お客様を見送った。
「とまあ、こんな感じでしてくれればいいから」
「ありがとうございます。承知致しました」
「じゃあ、ご苦労様さん」
「お疲れ様でした!」
End
上司が気を引き締めて言った。
「承知致しました」
俺はびしっとする。
数時間後──…。
「いらっしゃいませ」
俺と上司は同時に迎え入れた。
「本日はどうなさいますか?」
上司がお客様に聞く。
「いつもので」
「承知致しました」
上司はそう言うと大きめの箱を取り出した。
「こちらでよろしいでしょうか?」
「ええ」
「五千円になります」
上司がそう言うとお客様はお金を出し、丁寧に置いた。
「ちょうど頂きます……レシートのお返しになります」
お客様は上司から差し出された荷物を笑顔で受け取ると店を後にした。
「ありがとうございました。またお越し下さいませ」
俺と上司は頭を下げ、お客様を見送った。
「とまあ、こんな感じでしてくれればいいから」
「ありがとうございます。承知致しました」
「じゃあ、ご苦労様さん」
「お疲れ様でした!」
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