無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「何故こんなことをしている」


「それ条件とかんけーあるー？？」


「いいから答えろ」


「はぁ…生活費を稼ぐため」


「…お前家は」


「だからさ、それ関係ないよね？」


「最後の質問だ。答えろ」


俺はもう一度ため息を吐き、答えた。


「滅多に帰らないから分かんないでーす」


「…そうか。ならついてこい」


は？縛られといて何言ってんの？


もう帰ろうと思い歩き出すと、後ろから手を握られた。


「はっ！？お、お前…何で手…」