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俺のこと犯してもいいよ?

第3章 だから嫌だったんだ

冗談じゃないんだけどな…


俺は言われた通り食器棚を開けて二人分の皿を出した。


「助かる」


「うわ。美味そ〜」


なんか意外。こんな顔してんのに料理とか出来るんだ。


「何を笑っている」


「え?あ、俺笑ってた?」


「あぁ。初めて見た」


「そ〜?俺結構笑ってると思ってたんだけど〜」


「違う。そういう自然な笑顔は初めてということだ。……いいから席につけ」


あ、今照れた?


「ねぇ照れたの?照れたんでしょ〜♡何臭いこと言ってんだ俺…って思ったんでしょ〜♡」

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