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俺のこと犯してもいいよ?

第3章 だから嫌だったんだ

「…悪い。今から署に行かなければならなくなった…午後からなら行けるが…お前の家は…」


「だーいじょーぶだって〜。俺一人で行くし。別に、けーじさんが心配することは何もないよ?」


「…悪いな。タクシー代はここにおいておく。何かあったら電話しろ」


そう言うなり男はばたばたと慌てて出てった。


電話って…そもそも番号知らないし。


俺も仕度して出るかぁ!


俺はお金を握りしめてタクシーに乗った。

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