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誰も見ないで

第6章 キスの次は


俺が見ているページには主人公の男の子2人が

裸で

抱き合って


アレをあんなところに


「ーーーっ」


俺は堪らなくなって、1度漫画を閉じた


だめ
だめだめ

こんなのどうしたって紺野君のこと想像しちゃう


そうは思うけど、1度見てしまったものは気になって仕方がらなくて

また薄っすらと本を開いた


ふ、2人とも……
気持ち良さそう


男のそれなんてそんなところに入らないように思うけど、入る……の、かな

でも、俺と紺野君なら……紺野君が入れられ……って


「うわぁ……」


最低
前もこんな風になったよね


見つめる俺の視線の先には中が大きくなったせいで盛り上がったズボン


ほんとはこのまま放っておきたいけど
無理だよね

大きくなっちゃったものは仕方ないし


ズボンを寛げて、下着の隙間から俺のを取り出して

手できゅ、と握ると前回とは違う想像が頭の中で展開される


これ、が……
紺野君の中…………だったら……


「う、う……ふ……んー……」


や、ば

いつもの倍以上気持ちいい


漫画の中の蕩けた顔をした人物が、勝手に紺野君と置き換わって

俺は漫画の効果音が似合うほどたくさん手の中に出してしまった

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