誰も見ないで
第6章 キスの次は
当然触ってるそこを示してるんじゃなくて、俺が言いたいのはそこのもう少し下
紺野君の大事なところ
「そんな……き、かないで……ください……」
紺野君の真っ赤な顔はずっとその赤みが引かなくなってる
りんごみたいでかわいい
けど、ずっとそのままになっちゃったらどうしようね
そしたら、俺の家にいたらいっか
俺は許可が取れたそこを手で覆うように優しく包んだ
布を押し上げるように硬くなった、棒状のものが手に当たる
「ぅ、んーーー……」
紺野君は唸るみたいに刺激に耐えた
その手はぎゅ、と握られてぐーになってる
俺はその握られた手にキスをしながら包んだそこを擦るように手を動かす
紺野君もちゃんと男の子なんだよね
こんな、おっきくなってる
根元から形を確認するみたいに指でなぞって、先端を上下から指で軽くつまむ
我慢できない
もう、ちゃんと見たい
「紺野君、下も脱がせていい?」
「……っ」
俺の質問に、紺野君は何かを訴えかけてくるように俺を見上げた
それがちゃんと理解できたんだから
俺と紺野君はほんとにひとつになっちゃったみたいだ
「うん。俺も一緒に脱ぐね」