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誰も見ないで

第7章 罪と罰と罪と


すると突然、男の人が僕の膨らんだ股間を手で確かめるように触って来た

自分でもびっくりするぐらい身体が大きくびくん、て揺れて、先端がじわっと濡れる感覚がした


これ、って
びやく……の、せー……?


先端を手のひらで捏ねるようにぐりぐり刺激されて、腰がびくんびくんと跳ねた


「ふ、ふっ……ん、んー……んん」
「あはは、っん、あ、可愛いなー……ぅん、んぁ、ん、きもちい?」


途切れ途切れになりながらも僕の敏感になった身体を笑う男の人は自分も突かれる快感に浸りながら尚も弄り続ける

僕はと言うと、何の刺激もなかったからなんとか繫ぎ止めることが出来ていた理性をこの刺激のせいで手放してしまって


「ん、ん、ん……っ、んんん、んー……っ」


頭を朦朧とさせながらただ快感に浸っていた

媚薬のせいで気持ちよくなって息が荒くなれば、また吸い込んだ媚薬で気持ち良さが増す

今の僕にとっては負のループでしかないそれにすっかりハマりこんでしまって、思考回路はどんどん鈍る


「ふふ、ん、ふふ……見、てよ……っん、目ぇとろんと、させ、ちゃって……あん……」


きもち、いい
もっと

ちゃんと、さわってほしい

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