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誰も見ないで

第13章 好きになんて(サイドストーリー2)


そこを指で丹念に擦られて、俺の中には弾け飛びそうなほどの快感の渦が巻いている


出したい
もう

すっきりしたい


「そろそろいいか」


けど、俺のそんな思いとは裏腹に相原大和は指を引き抜いてしまう

そしてバサバサと自分の服を脱ぎ始めた


うわ
筋肉


同じ男の身体だと言うのに、筋肉で引き締まったそれに見惚れてしまう


「あんまりじろじろ見るなよ」
「み、見てない!」


完全に見てたくせに変な嘘を吐くと相原大和は「そうかよ」と笑った


「挿れるぞ」


そう言われて後ろに当てがわれた熱いものの質量に、ついごくりと喉が鳴った

ぐ、と相原大和が腰に力を入れて推し進めて来て、俺の身体が少しずつ開いて行く


「ひっ……ぃ、い……っ」
「息、止めるなよ」
「はっ、はっ、も、むり」


ぐぷんと先端を飲み込むと、これまで開いたことのないサイズに開かれたそこが悲鳴を上げた


「太いところ入ったから、こっから楽」


そう言われたのが耳に聞こえて、脳で理解するよりも早く


「ーーー!!!!」


ずるるる、と俺のイイ所を擦りながら奥まで全部入って来てごつ、と奥に当たった感触で快感の渦が弾けた

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