誰も見ないで
第14章 文化祭
「ふぅぅっ……ん、んー……んーー」
膝をカクカク揺らしながら瑞稀君が気持ちよさそうに声を上げる
かわいい
でも口を手で塞いでるから、ちゃんと声が聞けないのは残念
でもその「んー」ってやつもかわいいよね
ちっちゃい子が嫌だってやってるみたいな
すごく我慢してる感じがして
大分柔らかくなってきたお尻から指を引き抜く
すると瑞稀君はとろんとした目で「なんで?」って俺を見た
もっとして欲しかったかな
その顔も、全部かわいいね
「後ろ向いて? 机に手をついて」
「? うん」
でもずっとこのままじゃ、俺きっと我慢しすぎて死んじゃうから
俺にも頂戴
今度は俺の方にお尻を突き出す形になった瑞稀君は、不安そうに振り返って俺の様子を伺っている
ここ、ヒクヒク動いてる
する、とお尻を撫でると瑞稀君からまた甘い声が出た
「挿れさせて?」
俺が自分のズボンも前を寛げて、張り詰めた俺のを瑞稀君の前に出すと
「……っ」
また瑞稀君が唾を飲み込んだのが、今度は触れてなくたってわかる
それは期待だって思っていいんだよね
小さく蠢くそこに先端で触れる