無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

俺の言葉にびっくりしたように身体を起こそうとした瑞稀君

離れていこうとする頭を手で捕まえて

そのままちゅ、とキスをした


「えっ……待っ……ぅん、ぁ！？」


きっと瑞稀君にも伝わっちゃったんだろうな
俺のがまた大きくなってるの


「一回抜いた方が良かった？ このまままた中に出したら、瑞稀君具合悪くなっちゃうかな」


形のいい耳を指で撫でて
額にキスをしながらそう聞くと


瑞稀君は首を横にぷるぷると振った


「んん……やだ」


やだ、だって
かわいすぎるよ


じゃあこのままもう一回だね、と俺が腰を引くと、空いた片方の手で撫でていた背中がビクン、と大きく動いた


「んっ、ん……あん、ん……っ、あぁ……！！」


かわいい


お互いのこの存在を感じ合う行為が
こんなに愛しいのか

繋がるたびに離れ難くなってしまって敵わない


俺は生理的な涙を浮かべる瑞稀君の涙を舌で掬って飲んだ

少ししょっぱいような
甘いような

その雫の味を確かめていると、瑞稀君が俺の鎖骨のあたりにちゅ、とキスをした

吸い付いて、そこに小さな跡を残した瑞稀君は満足げに笑っている


あんまりかわいいことしないで