マリア
第11章 変奏曲 ①
その場所は、
何度も何度も舌を這わせてやると、待ちきれない、といった感じで収縮を繰り返す。
和「フフッ。ほんと、綺麗な顔して淫乱だね?」
人差し指を中心に押し当てただけで指先がナカに飲み込まれてゆく。
潤「違っ……あぅっ…」
閉じようとする両足を、さらに体を割り込ませることで阻む。
潤「やめ…っ…かずな…り…」
必死で拒絶の言葉を絞りだそうとしてるんだけど、
イヤらしく収縮するコイツの入り口は、ナカにある指を食い締めて放そうとしない。
二本目を挿入して入り口の襞一枚一枚を優しく広げながら、奥へと滑り込ませたもう一本の指で前立腺を刺激してやると、
アイツは呆気なくイッてしまった。
「ホントは、オンナとヤるより男とヤりたかったんじゃないの?」
潤「じ、冗談っ……」
俺もズボンを脱ぎ捨て自身を取り出す。
「アンタがあまりにもエロいから俺のがもうこんなになっちゃったじゃん?」
と、既に上向いている自身の先端から滲み出ていた先走りを塗りたくるように、アイツの入り口に俺のモノを擦り付けた。
潤「うっ……んっ…」
イヤらしく跳ねた腰を抱え直し、自身を入り口にゆっくり埋め込んでいく。
潤「うっ……あっ…ああっ…!」
仰け反った時に見えた顎先のほくろが、
やたらと鮮やかに見えた。