無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

歯列を割って舌を絡めとられると、ため息のような声が僕の口から零れ落ちて、



いつの間にかシャツの中に入れられた手に、胸の先を転がされて、



瞬間解放された僕の唇からは、不意をつかれた時によく聞く、という、１オクターブ高い、なだらかで甘い声が漏れ出る。



「やっ…あっ…しょ…く…ん。」




顎を引き寄せまた唇を塞がれる。



口づけながら翔くんの手を絡めとる。



でも、翔くんは握りあった手を壁に貼りつけるようにして僕の唇を貪り続けた。



やっと、唇が解放されると、



僕はそのままその場所にしゃがみこみ、翔くんのズボンに手をかけ、下着ごと引きずり下ろした。



「フフッ。もうこんなにしちゃって。翔くんてばヤらし。」



僅かに上向いた翔くんのモノにそっと手を添え、



見下ろす翔くんの顔を見上げながら、翔くんのモノをゆっくりと口の中に収めていく。



まるで、口の中で大事なものを扱うみたいにそっと舌を巻き付けた。



翔「あっ…さ…としっ…」



上目遣いで見上げる目と目が合う。



でも、顔を真っ赤にし、僕から慌てて目を逸らす翔くんが可愛くて、つい笑ってしまった。



今度は射精感を煽り立てるように舌尖で鈴口を突っついてあげた。



翔「あっ…あっ…ま、まって…」



でも…



達しそうになる寸前、僕は口の中から翔くんのモノを抜き去り、



翔くんの体液で濡れて光る唇を舌で舐めとった。