七年恋慕
第5章 ロシアンブルー
レミ)「…は!?どーゆーこと??? ミア、説明してよ。」
ミア)「うん…みんなに言ってなかったんだけど、私ね…小3まで日本にいたんだ。
それでね…龍太郎の親と私の親が仲良くて、家族ぐるみのお付き合いだったんだ。でね、龍太郎とは幼なじみだったんだ。」
レミ)「…幼なじみ、ね。それで?」
ミア)「それでね…いつも龍太郎と一緒にいたんだ。」
レミ)「…うん。続けて。」
ミア)「やっぱ自然的な流れなのかな、いつしかね、私の龍太郎に対する気持ちが変わっていったんだ。
…恋心に。」