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わたし、お金のためならなんでもします。

第1章 プロローグ



「指名料と交通費込みで2万2千円です」



「釣りはいい…」



「え?」



思わずわたしは固まった。



男がテーブルの上に置いたのは、請求した料金よりはるかに多い10万円の束だったからだ。


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