プリキュアアラモード♡和と優しさを
第2章 哀しみのエチュード
「……ちょっと、来てくれるかしら?」
私は女の子たちに校舎裏に呼び出された。
「なんですか?」
「ちょぉ~~っと、あきら先輩とゆかり先輩と話せたからっていい気にならないでよね!」
「いい気になんかなってません!」
「そんな大きな口叩けるのも今のうちよ! そうね、これならどうかしら?」
女の子……もはや獲物を狙う獣たちに見事してやられた。キラパティのみんなが私のために作ってくれた抹茶パフェは見事にアスファルトに崩れ落ちた。
「ふふっ……いい気味」
獣たちは去っていく。黒く歪む世界。今なら分かる。リオくんが言っていたスイーツなんて大嫌いって言葉。そう、簡単に壊れてしまうスイーツなんて、大嫌い。
「どうやら実験は成功しそうだな」
物陰からそんな言葉が微かに聞こえてきた気がした。
私は女の子たちに校舎裏に呼び出された。
「なんですか?」
「ちょぉ~~っと、あきら先輩とゆかり先輩と話せたからっていい気にならないでよね!」
「いい気になんかなってません!」
「そんな大きな口叩けるのも今のうちよ! そうね、これならどうかしら?」
女の子……もはや獲物を狙う獣たちに見事してやられた。キラパティのみんなが私のために作ってくれた抹茶パフェは見事にアスファルトに崩れ落ちた。
「ふふっ……いい気味」
獣たちは去っていく。黒く歪む世界。今なら分かる。リオくんが言っていたスイーツなんて大嫌いって言葉。そう、簡単に壊れてしまうスイーツなんて、大嫌い。
「どうやら実験は成功しそうだな」
物陰からそんな言葉が微かに聞こえてきた気がした。