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部屋の窓

第5章 夏休み

キャハハ!可愛い!!

ふふ、良い匂いっって!!!
もうやだー。恥ずかしいー//


思い出すと気持ち悪いぐらいニヤニヤしてしまう。


「ちょ、舞柚なに笑ってんの?暑さにやられたか?」


しばらくして悠斗は扇風機を持ってきた。
扇風機を自分の部屋に置くと、またこっちに来た。


変な所見られちゃった…。
でも、悠斗は追求してこなかった。

「まいったー!電気屋さん明後日まで休みなんだってさ」


「それで扇風機かぁ」


「まぁ無いよりはマシだけどさ!あんなのうるさくて夜とか寝らんないよな?」

「そうだね」

「なぁ?ここで寝ても良い?」


「えぇぇ!?」


「舞柚声でかい!!バレちゃうって!!」
「ごめぇん」
ハッと口を両手で抑えた。
でも、そうなれば良いな…とか密かに思ったけど、いざ言われたら動揺してしまう…。

今ね、私の心臓壊れそうなくらいドクドクしてるよ…//

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