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部屋の窓

第5章 夏休み

「なんちゃって!そんな迷惑はかけらんないよな」


「い、良いよ?課題とか一緒にやったらすぐ終わりそうだし!!」


言っちゃった…//悠斗が側にいたら課題なんて進む訳ないのにぃ!!!


「それ、良いな!!課題片付けちゃおーぜ」

え…?
本当にいいのかな…。

事はあっさりと決まってしまった。
親にバレない様に注意しなくちゃ……。


「俺、用事あってこれから出かけるけど、夜また来るな」

「わかった。待ってるね」

悠斗に手を振り窓を閉めた。


何だこの展開!!
私は絢音と千穂にメールで報告した。

“悠斗がクーラー壊れて家に泊るってー(〃д〃)”


ちょっと変な文章になったけど、すぐに知らせたくて確認もせずに送信した。

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