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部屋の窓

第5章 夏休み

1時間くらいかけて歩き自分の部屋に戻って来た。

「夜の散歩って良いね!」


「また今度行こうな!」

「うんっ」


「じゃあ、舞柚1人でこの窓行き来出来る様にしなきゃな!」


その通りだ。
毎回悠斗を下敷きにするわけにはいかないからね//


「がんばる」


―ふああー

悠斗が大きなあくびをする。

「そろそろ寝よっか?」

「そうだな。俺床で寝るね」

「あれ?掛け物は?」

「あぁ…部屋だ。」

「じゃあこれ使って?」

朝洗ったばかりの掛け布団を渡す。


「俺は良いよ。舞柚着るのなくなるじゃん?」


「大丈夫!これあるからっ」

そう行って大きめのバスタオルを持ってきた。


「俺にそっち貸して?」


「悠斗はお客様だからそっち使って!」

床で寝るんだもん、掛け物はちゃんとしたの使って欲しいよ。

悠斗は納得して、掛け物を使ってくれた。

「おやすみ…」


「おやすみなさい」

悠斗はスゥスゥと寝息を立て眠りについた。
私も悠斗に背を向けバスタオルに包まる。
そしていつのまにか眠りについた。


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