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あゆはえっちな下着のモデルさん☆

第10章 過去

アミ専用ルームに着くなりサングラスを外す。

「普段室内では付けないから気持ち悪くてね」

「商談とかの時はどうなさってるんですか?」

「特に隠したりはしないよ。仕事相手はきちんと選んでるし、ヒカリと双子だって気付く人もいるけど……みんな、無粋な真似はしない」

もしも不都合な状況になったとしても大丈夫。こう見えてオレ、やるときはやるよ。

キラキラした国宝級の笑みで恐ろしいことを言ってくれる。
アカリさんのやるときはやるってなんだろう。
聞かないほうがいい気がする。

にしても、この状況。
何か裏があるとしか思えない。

社長であるアカリさんが、私のためにここまで時間を割くの、おかしいでしょ?

忙しい人のはずだ。

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