子猫クライシス
第1章 迷子の子猫ちゃん
「ったく…ちょっといいか?」
俺は、少年をつれて公園のトイレに向かった
俺は汗だくになった時の為に着替えを持って来ていた
ゴール地点に無造作に置いていても…ジョギング用の着替と解るし男物の服だ…誰も盗みはしない
「ほら、これに着替えろ――――…デカイかもだけど…それよりいいだろ?」
少年に着替えを持たせると…トイレで着替えさせることにした
が…少年は俺も一緒に来てほしいと腕を引っ張る…
それもそのはず…ここのトイレは年期が入っていて…薄暗く…不気味なのである
「ったく…本当に男か?お前…」
「///だって――――…こ、怖いもん!」
///その格好…その声で“もん!”とか
マジで女の子――――…
俺は、渋々…少年と男子用トイレの個室に入った
入ると早速――――…着替え…
と、思い見ていたが――――…
少年は俺に向かって…モジモジし始める――――…
「――――どうした?」
「///あ…あの……なんか――――…意識しちゃって…」
少年はモジモジしながらワンピースの裾をキュッと掴んでいる