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笑い、滴り、装い、眠る。

第10章 Moon Light



で、寝室に戻ってきて三回戦。



翔「さっ…智くんのが…奥まで当たって…る…」


「んふふっ。気持ちいい?」



さらに抉るみたいに、グリグリと翔くんのナカを掻き回す。



翔「あああっ!!」



仰け反りながら喘ぐ翔くんのノドボトケにキスをした。



もうすでに汗だくな俺らは、時間も忘れて行為に没頭していた。



翔「さ……とし…」



俺にしがみつき目を潤ませて俺の名前を呼ぶ翔くん。



「イきたいの?」



涙目で小さく頷く。



途端、翔くんのナカの俺がさらに嵩を増したみたいで、



小さく呻いた翔くんが眉根をぎゅっと寄せた。



そのままガツガツと翔くんのナカに腰を打ち付けた。



盛り合う男二人の下で、ベッドのスプリングがギシギシ鳴く。



やっぱ、安物はダメだな?とか思いながら、



己の腹に感じた生暖かい感触と、ハアハアと荒い呼吸を繰り返す目の前の満足げな笑顔にそっとキスを落とした。



翔「また……シャワー浴びなきゃ、だね?」


「……だなあ。」



とか、何とか言ってるけど、俺らにしたらこんなことはあるあるだ。



最早ルーティン化してる、と言っても過言じゃない。



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